Devpostオンラインハッカソン:初心者が初めての賞(Popular Choice・特別賞)を取る方法
Devpostハッカソンの選び方、締切と参加資格の確認、提出テンプレート、デモ動画の構成、審査基準の読み方、賞金の受け取り(W-8BEN・PayPal・Wise・Payoneer)まで、公式ヘルプをもとにまとめました。
このガイドは「最優秀賞」ではなく、Popular Choice/People's Choice(人気賞)や特別部門賞のような比較的小さな賞を狙う初心者向けです。受賞を保証するものではありません。そのかわり、「提出資格で落ちないこと」と「審査基準に沿って見せること」をできるだけミスなく行えるようにします。
1. まず知っておくこと:会員登録 ≠ 参加登録
Devpostに会員登録しても、ハッカソンに自動で参加登録されるわけではありません。提出期間が開いているときにハッカソンページに表示される「Join hackathon」ボタンを押すと、提出フォームにアクセスできるようになります。(出典:help.devpost.com/article/119)
参加登録の取り消し(Unregister)は、そのハッカソンで下書き(draft)を作成するまでしかできません。(出典:同記事)
「Join hackathon」ボタンは、ハッカソンの概要(Overview)ページ中央のメイン欄、タイトルと一行説明のすぐ下にあります。右側のボックスには、締切(Deadline)、オンラインかどうか、賞金、参加者数などの概要が表示されます。

2. ハッカソンを選ぶ:一覧とフィルターの見方
ハッカソン一覧は https://devpost.com/hackathons にあります。一覧の各カードには通常、次の情報が表示されます。
- オンライン/オフラインの別(Online表示)
- 提出までの残り期間(例:「6 days left」)と提出期間の日付
- 関心タグ — 例:「Beginner Friendly」(初心者向け)というタグが実際にあります
- 賞金総額、参加登録者数
- 「Managed by Devpost」バッジが付いている場合がある
(上記は2026-10-24時点で一覧ページが読み込むデータで確認。出典:devpost.com/hackathons)

初心者が選びやすい条件(判断の目安)
以下は公式ルールではなく、選び方のコツです。
- オンラインで、提出期間が十分に残っているもの。 Devpostのヘルプは2か月間のハッカソンの日程例を示し、締切の5日前までに提出を終えることを勧めています。締切まで数日しかない大会は初挑戦には不利です。(出典:article/125)
- 賞の数が多いもの。 一覧データでは現金賞とその他の賞の数が別々に記録されています。賞金総額よりも賞の数と種類を見ましょう。1位に大きな金額が集中する大会より、部門賞・特別賞が複数ある大会のほうが初心者にはチャンスが広がります。
- 登録者数に対する賞の数。 登録者数は一覧に表示されますが、実際の提出数は通常それより少なくなります(登録だけして提出しない人がいるため)。正確な提出数は締切前にはわからないので、参考程度にしてください。
- 「Beginner Friendly」タグ。 タグがあっても初心者専用の賞があるとは限りません。必ずPrizes欄を確認しましょう。
- Prizes欄に人気賞・特別部門賞があるか。 賞の名前だけでなく、その賞をどう選ぶのか(投票か、審査員の採点か)をRulesで確認します。
一覧左側のフィルター
一覧ページの左側の列には、次のフィルターがあります。(2026-10-24に実際の画面で確認)
- Clear filters — 選択したフィルターをすべて解除
- Match my eligibility — オン/オフのトグル
- Managed by Devpost — チェックボックス
- Location — Online / In-person
- Status — Upcoming / Open / Ended
- Length — 1–6 days / 1–4 weeks / 1+ month
- Interest tags — Beginner Friendly、Machine Learning/AI、Social Good、Open Ended、Educationなど(Show moreでさらに表示)
- Host — Select hostのドロップダウン
- Open to — Public / Invite only
「テーマ」という名前のフィルターはありません。テーマはInterest tagsで選びます。初心者なら、たとえばLocationはOnline、StatusはOpen、Lengthは1–4 weeks以上、Interest tagsはBeginner Friendly、Open toはPublicに絞り込み、残った大会のPrizesとRulesを一つずつ読む方法があります。

3. 人気賞(投票)について確認できた事実
Devpostの一般投票の仕組みは次のとおりです。(出典:article/82)
- 投票にはDevpostアカウントが必要です。
- 1人が複数の作品に投票できますが、同じ作品には1回だけです。
- 得票数は公開されません。
- Devpostのいいね、Facebookのいいね、ツイートは投票として数えられません。
- Devpostは不正投票を手動・自動の両方でチェックしていると説明しています。
つまり人気賞には「リンクを共有 → 実際の人がログインして投票」が必要です。投票の操作と見られる行為(複数アカウントの作成、投票の見返りの提供など)はしないでください。ハッカソンごとに人気賞のルールが別にある場合もあるので、まずRulesを読みましょう。
4. 締切と参加資格はこう確認する
締切
- ハッカソン概要ページ右側のボックスに締切(Deadline)が表示され、「View schedule」リンクから全日程を確認できます。(2026-10-24に実際の画面で確認。ヘルプ記事article/103ではこの日程リンクを「view all dates」と記載)
- 締切時刻はタイムゾーンまで確認し、自分の現地時間に換算してカレンダーに入れましょう。
- 締切を過ぎた場合、遅れての提出を認めるかは運営者の裁量で、認めない大会も多くあります。(出典:article/112)
- 締切までは提出物を何度でも修正できます。締切後はポートフォリオ上のプロジェクトは修正できても、ハッカソンの提出物には反映されません。(出典:article/123)→ 早めに提出して修正を続けるのが安全です。
参加資格(Eligibility)
RulesページのEligibility欄は必ず読んでください。たとえば、ある実際の大会の規約では「居住国の法定成年年齢以上の個人」、チーム、組織が参加できると書かれていました。(出典:例のRulesページ、sources.md参照)大会によって異なるので、次の点をチェックします。
- 年齢条件(成年年齢は国によって異なる)
- 居住国の制限(特定の国が除外されていないか)
- スポンサーの従業員・関係者の除外条項
- チーム人数の制限
- 必須ツール(API/SDK)
- 提出物をハッカソン期間中に新しく作ったか、改良したかに関する条件
賞金の受け取り段階でも、生年月日、居住国、スポンサーの従業員かどうかなどが確認されます(出典:article/114)。資格があいまいなら参加前に運営者に問い合わせるほうが、受賞後に取り消されるよりずっとましです。

5分チェック(無料版)
- [ ] 「Join hackathon」を押して参加登録した
- [ ] 締切時刻を現地時間に換算してカレンダーに入れた
- [ ] Eligibilityで年齢・国・従業員の条件を確認した
- [ ] Prizesから狙う賞を1〜2個決めた
- [ ] Judging Criteriaをコピーしておいた
有料パートでは、提出ページにそのまま使えるテンプレート、デモ動画の構成、審査基準の読み方、受賞後に賞金を受け取る手順、最終チェックリストを扱います。
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